2012年12月25日

草庵とは

草庵

山間や、田舎の簡素な建物を指す。

外観は草葺屋根。

俗塵を払い、清らかに侘び住まう庵。

言い換えると、世の煩わしい様を避けて、清くシンプルにたたずむ庵(草葺屋根の建物)

侘び・寂びを重んじる日本人の心を映し出す美的観点である。

そこから生まれる簡素静寂さ。
そして、この庵での茶湯を【侘び茶】という。

これらのスタイルを含んだものを、草庵式茶湯。
また、その建物を草庵式茶屋と呼ばれた。

この庵を山間から応用し見出してきたのが、【利休】である。

ひっそりと流れる清水のごとく・・・清く正しく美しく・・・
古人たちの心の根元、また日本人の美的センスをうかがわせる物こそ草庵なのかもしれません。
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2012年12月24日

数奇屋・茶室・利休

数寄とは、歌道、茶の湯芸道のを好む者の道で使われた。

風雅の道でもあり、数奇または、須貴とも書かれる。

その歌道、茶の湯芸道を主とした建物を数寄屋と言われる。

また、茶室を備えた建物。

古き時代、遡る事、安土桃山時代に出てきた、数寄屋と呼ばれる茶室。

当時の茶室は、別棟に造られ、規模は畳四畳半。

構成は床の間、棚、付書院などがある。

確立された座敷や書院造りは、格式高い意味あいも含められていた。

しかし、日本の茶人はこの格式を表に出す事を嫌った。

豪華な位を示す、しきたり、意匠、飾りつけを、取り払い心の美を表現した。

そして、真の持て成しを求めたのである。

それゆえ、シンプルで、且つ美しい空間となっている。

特徴的な部分は、長押などの飾らりつけを無くし、自然があるままの素材を生かす。

陰と陽、落ち着きを重んじる、粋な茶人達の計らいから数寄屋は成り立っている。

茶室=数奇屋。
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