2013年03月19日

丸卓(まるじょく)

丸卓(まるじょく)

茶道具の一つで棚の部類。
特徴は、地板と天板が円形で二本の柱を持つ。

天板には茶器。
地板には水指といった使い方をする。

この丸卓にも茶人によって様々な詳細がある。

例えば、利休なら桐本地に柱は天板の内側に納め、地板の裏に三本足。

宗旦なら、黒の一閑張り(いっかんばり)片木目。
二本の柱は天板と地板の外側。
厚い地板が特徴。

炉と風炉ともに使用。

丸卓.jpg
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2013年03月18日

台子・臺子(だいす)

台子・臺子(だいす)は茶道の点前に用いる茶道具の棚、棚物の原型とされる。

一般に格式の高い茶礼で用いるものとされており、書院、広間等で使用された。


通常は長方形の板2枚を柱で支えて直方体とした構造をしており、2枚の板は上を天板(てんいた)、下を地板(じいた)と呼ぶ。

また、地板のほうが厚くなっている。

柱は手前側のものを勝手柱、客側は、客柱と呼ぶ。
奥側は角柱、向柱などと呼ぶ。

台子の種類も多様に有る。

また、真、行、草といった三つの形式も持つ。

真台子は、真塗り4本柱の台子で、最も格が高い。大きさは幅91cm奥行き42cm高さ67cmほどとかなり大型で、京間でなければ畳からはみ出てしまう。通常は皆具(水指・杓立・建水・蓋置の4つを同一素材・同一意匠で揃えたもの)を合わせる。

真台子.JPG


竹台子は主に行のもの。
桐木地に竹の4本柱。元は村田珠光の創案と伝えられ真台子と同寸だが、現在一般に見られるのは千利休が炉用に改変した小型のもので、幅75cm奥行き38cm高さ60cmほどである。

竹台子.jpg


草は、この形式に二本の柱、四本柱を使用。

及台子(きゅうだいす)
2本柱の台子で、及第台子ともいう。科挙の進士及第の者のみが通れる門を象ったとも、進士及第の作文を置くための台に由来するともいわれる。


及台子.jpeg
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2013年03月17日

水屋(みずや)

水屋(みずや)
一般の家庭でいうなればキッチン台所。

茶室の台所が水屋。

設ける位置は、当然、手前の準備がスムーズに行く。

また、風通し、乾燥、明るさなど、基本は今の住宅と変わらない。

しかし、水屋には大きな意味をなす要素がある。

物と人。

道具場とそれに携わる人の心といったところか・・・

茶事の道場とも言われる。

利休が今の原型を作ったとされる。

通し棚が二段、二重吊り棚、三方腰壁は板張り。
ここに、茶筅や茶巾をかける。

柱においては、竹釘で手拭きをかける。

流派によって異なるが基本的なものは、この形。

道場、心構えなどから、水屋の清潔さ、整理整頓といったものが、亭主の格付けとなす。

利休式水屋.jpg


甘く考えると恥をかきそうだ。
寸法、高さなど詳細は、和風において決まりごとが多い。
茶室となると尚更ですね。
posted by moccu at 07:11| Comment(0) | 再々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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