2013年04月18日

腰張(こしばり)

腰張(こしばり)

はりつけかべ(張付壁)が進化したとされる。
壁や衣類を傷つけたり、汚したりしないように茶室の壁の腰に張る。

基本はとりのこがみ【鳥の子紙】や反古紙を使用。
鳥の子とは、雁皮(がんぴ)を主原料とした上質の和紙。鶏卵の色に似た淡黄色で、強く耐久性があり、墨の映りもよい。福井県・兵庫県産のものが有名で、越前鳥の子・播磨紙(はりまがみ)ともいわれる。

がんぴ【雁皮】とは
ジンチョウゲ科の落葉低木。暖地に多い。高さ約1.5メートル。葉は卵形。夏、筒形の薄黄色の小花が集まって咲く。
樹皮の繊維は紙の原料となる。


腰張(こしばり)の紙の高さは、約九寸(27センチ)重ねは3分(9ミリ)。
これを、一枚半張りや二枚張りにする。
小間になるほど高く、また二枚張りの場合は、千鳥に張る。


腰張り1一枚.JPG

腰張り2一枚半.JPG


腰張り3.JPG


点前座周りは、白。
腰張り(鳥の子紙)二段の千鳥.jpg

客座は、紺色の紙を張る。
一般的には、みなとがみ【湊紙】を使用。
紺の湊紙.jpg

みなとがみ【湊紙】とは、 《もと和泉(いずみ)国湊村で作られたところから》壁やふすまの腰張りなどに用いる粗製の鳥の子紙。

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2013年04月17日

張付壁(はりつけかべ)

張付壁(はりつけかべ)

土壁以前の技法で、壁を紙で張り四分一と言われる材を黒塗りにして、押さえる。
白い鳥の子紙

四分一とは、壁などの入り隅に取り付ける細長い木。
一寸角の四分の一サイズ。


貼り付け壁1.jpg


壁画が描かれているのは、書院造り。

何も描かれていない白い鳥の子紙は、茶室。
雁皮紙(がんぴし):ガンピという落葉低木から作られた和紙。
ガンピ(雁皮)はジンチョウゲ科ガンピ属の落葉低木
「雁皮」は繊維が短くて光沢があり風格がある為、鳥の子紙(とりのこがみ)と呼ばれる。

土壁が主流になると、腰だけ紙を張る形式に変化。

腰張りの張付け壁.jpg


他の茶室を見ても腰、低い位置に張られた紙を目にする事は多い。
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2013年04月16日

錆壁(さびかべ)

錆壁(さびかべ)

土壁の類。
上塗りの壁土に鉄粉または古釘の煮出し汁をまぜた壁の仕上げ方。

あえて錆び加工したスチールを意匠として使った物は以前、流行った。

錆壁も同様。
土に鉄粉を混ぜて意図的に錆びを発生させて表現する。

錆壁表面.JPG
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