2009年09月18日

腰張

腰張(こしばり)

はりつけかべ(張付壁)が進化したとされる。

しかし、目的はあくまでも守る意味。

壁や衣類を傷つけたり、汚したりしないように茶室の壁の腰に張る。

基本はとりのこがみ【鳥の子紙】や反古紙を使用。
鳥の子とは、雁皮(がんぴ)を主原料とした上質の和紙。鶏卵の色に似た淡黄色で、強く耐久性があり、墨の映りもよい。福井県・兵庫県産のものが有名で、越前鳥の子・播磨紙(はりまがみ)ともいわれる。

がんぴ【雁皮】とは
ジンチョウゲ科の落葉低木。暖地に多い。高さ約1.5メートル。葉は卵形。夏、筒形の薄黄色の小花が集まって咲く。
樹皮の繊維は紙の原料となる。


紙の高さは、約九寸(27センチ)重ねは3分(9ミリ)。

これを、一枚半張りや二枚張りにする。


小間になるほど高く、また二枚張りの場合は、千鳥に張る。


腰張り1一枚.JPG

腰張り2一枚半.JPG


点前座周りは、白。

客座は、紺色の紙を張る。
一般的には、みなとがみ【湊紙】を使用。
みなとがみ【湊紙】とは、 《もと和泉(いずみ)国湊村で作られたところから》壁やふすまの腰張りなどに用いる粗製の鳥の子紙。

腰張り3.JPG

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posted by moccu at 03:40 | Comment(0) | 壁、仕上げ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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