2009年11月28日

割窓

割窓(わりまど)

連子窓や下地窓の形式をとり、柱を挟んで二分された窓。

割窓1.jpg


柱などが無く二つ並んだ、もしくはそれ以上並んだ窓は連双窓という。
また、夫婦などとも言い、縦並びは段窓と言う。

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2009年11月27日

掃出窓

掃出窓(はきだしまど)

または、掃出口。

床に接した窓。

掃きだし口.jpg


高さは、低く用途は、ホコリを出す為に設けられた。

機能を持つ窓だが、その後この手の窓で機能性は無くても掃き出し窓と称される。

一般住宅の掃き出し窓とは、少し違うが、地窓と言った方が良い。

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2009年11月26日

丸窓

丸窓(まるまど)

吉野窓も、この一種である。

丸い正円形、また下部のを欠いてあるものを丸窓。
両引き障子を付けるケースが多い。

他にも掛け障子などもある。
窓の形式は、下地や、格子などとする。

丸窓1.jpg


日本のCMに良く使われそう・・・

この窓から映る四季は、素晴らしいですね。
これこそ、日本特有の自然を利用した意匠、美学なのでしょう。

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2009年11月25日

盲窓

盲窓(めくらまど)

盲連子は隙間無く連子子を並べ視界を遮りながら通風も兼ねる。

盲連子・・・
盲連子1.jpg


しかし、盲窓は全く機能としての意味はない。
外見上は窓の様に魅せた装飾的な物。

日本を問わず諸外国でも、こうした窓は多数有る。

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2009年11月24日

破れ窓

破れ窓(やぶれまど)
下地窓の一部が破損したように抜けているもの。

侘びの趣を意図的にねらったもの。

台目構えの袖などに使われる下地窓。

台目構(だいめかまえ) とは
台目切(だいめぎり)の炉のかどに、中柱(なかばしら)を立て、袖壁(そでかべ)をつける。
隅に釣棚(つりだな)をしつらえた点前座。

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2009年11月23日

無双連子窓

無双連子窓(むそうれんじまど)または無双窓(むそうまど)

幅の広い連子(れんじ)を内外に均等に取り付ける。

無双連子窓開口時.jpg


内側の連子を左右に動かす仕組みで開閉機能を施された窓。

無双連子窓閉時.jpg


茶室においては、水屋や外の設けた待合の換気が主要目的である。

※連子(れんじ)とは
窓や,戸などの開口部に棒状の木または竹を縦または横に並べたもの。
連子を構成する材を連子子(れんじこ)という。

余談ですが、最近の本格和風住宅の和室の換気機能も小さな無双窓のような物を取り付けた家が有りました。

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2009年11月22日

肘掛窓

肘掛け窓(ひじかけまど)

出窓の補足となるが。

窓高が座ったときに肘を掛けられる高さに施された窓。

肘掛窓1.jpg


TVの時代劇を見ていると目にする光景。

それが、また格好良し。

高さ設定が、一尺または、二尺。

実際には、この寸法も日本美学に応じて詳細はあります。

しかし、日本人の体系に合わせた高さが、またヨロシイですね。



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2009年11月21日

張出窓

張出窓(はりだしまど)

一般的には出窓と呼ばれる。

しかし、茶室においては少々決まりがあるようだ。

張り出し窓.jpg


それは、竹の格子が付けられる。

別名は出格子と呼ばれる。

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2009年11月20日

洞窓

洞窓(ほらまど)

洞床などの床に設けられる窓のこと。

一般的には下地窓の形式をとり、掛障子を施する。

一例は、洞床ではないが、イメージ的にはこの様なもの。

洞窓1.jpg



織部窓は下地窓のみのものを指す。

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2009年11月19日

風炉先窓

風炉先窓(ふろさきまど)

点前座の向こう(風炉先)の壁面に設けた窓。
点前座の採光、炉先の換気も兼ねている。

風炉先窓1.jpg


小間と広間では少々位置が異なる。

小間では畳から6〜7寸の高さ、内法1.5尺に下地窓を開け、内側の障子を半開きになるように設ける。

広間で、風炉先屏風を使うときは2尺程度の高さに窓を設ける。
外部は力竹と呼ばれる添え材を使う。

力竹.jpg


風炉先とは
点前のときに道具を置く道具畳の向こうに立てる二枚折りの屏風。

風炉先.jpg


風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)は広間の点前のときに道具畳の向こう側に立てる二枚折りの屏風。

風炉先屏風1j.jpeg

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2009年11月18日

突上窓

突上窓(つきあげまど)
茶室の掛込天井に設ける天窓。

化粧屋根裏の、垂木間1こま分を開けて、木枠を組み込み、上部擦り上げの油障子を入れ、外に屋根地を葺いた覆戸を取り付け。

突き上げ窓2.JPG


開閉には、障子を屋根裏の中へすり上げ、覆戸を突き上げ、突上竿(つきあげさお)で固定。

突き上げ窓1.JPG


突上竿(鴨のはし)は長いものと短いものを使い分ける。
これにより、採光や換気といった機能性も備えている。

天窓であるから、空を見上げる事も当然、可能で観賞用の窓せもある。

因みに表千家(残月亭)の名は、この窓から月を見たことから由来するという。

日本の古人の考えたニクイくらいの演出、機能には頭が下がります。

油障子とは?

雨などを防ぐため油紙を張った障子。
雨障子 (あましょうじ) 。
雨のかかるところに油をひいた紙を用いた障子のことです。

今で言うところの防水加工といったところでしょうか?

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2009年11月17日

角柄窓

角柄窓(つのがらまど)

茶室などに使われ、枠を角柄付きにした窓。

角柄とは枠の隅で、縦あるいは横枠が枠から外に突き出ている組み方。

角柄窓.jpg


近年の住宅で、大壁の和室などに多く見られる。

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2009年11月16日

短冊窓

短冊窓(たんざくまど)

縦に長い窓で寸法は短冊の寸法に比例した大きさ。

また同様に横長で造る場合もある。

縦長の短冊窓では、障子を嵌め殺しにするのが一般的な例。

短冊の寸法は基本455ミリ×54.54ミリ。

この寸法を等倍率で大きさを変える。

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2009年11月15日

七三の窓

七三の窓(しちさんのまど)

七三の窓1.jpg


下地窓であることにはかわりはない。

障子を全開せずに途中で止めたようにも見える。

しかし、その名の通り意図的に七三の割合を保った窓である。

全開時に七分を開放、三分は障子でさえぎるように施されたもの。






下地窓の一種。内側の紙障子をひいた時、窓7分解放、3分は障子にさえぎられるので命名。

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2009年11月14日

獅子垣窓

獅子垣窓(ししがきまど)
吹抜窓を装飾的にしたもの。
壁止の横竹を入れ、方立を立て中央は通し、左右に
長短に晒竹を立て、横桟を貫がわりに入れたもの。

獅子垣窓.jpg


※晒竹(さらしだけ)とはマダケを煮沸し太陽光線に晒して 乾燥後、竹の曲がりを矯正したもの。

さらし竹.jpg



獅子垣窓は京都の寒雲亭(かんうんてい)に使用されている。(拝観は出来ないそうです)。

今日庵平面.jpg


寒雲亭は侘び本位の今日庵・又隠とは異なり書院造りが特色。
八畳に一間の本床・一畳の控えと付書院があり、宗旦の好みで造られたもの。


北鎌倉の東慶寺の茶室・(寒雲亭)は、京都の裏千家にあったものを明治に移築された。

東慶寺の茶室(寒雲亭).jpg

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2009年11月13日

火灯窓

火灯窓・花頭窓(かとうまど)

主に、寺社建築・城郭建築などの上枠を火炎形(火灯曲線)または、花形(花頭曲線)に造った特殊な窓。
華頭窓、架灯窓、瓦灯窓などとも言われる。

茶室に使われるのはまれで書院などに使用される。

書院火灯窓.jpg


古いものは、円覚寺舎利殿(15世紀前半)に見られるもののように上枠以外立枠・下枠は直線的である。

時代が下がるにつれ、慈照寺銀閣(1489年)や松江城天守(1607年)に見られるもののように立枠が上から下にかけて曲線的かつ末広がりに造られるようになった。
更に金物装飾なども施されるようになる。

ウィキペより。
■円覚寺(えんがくじ)舎利殿

円覚寺(えんがくじ)舎利殿火灯窓.jpg



■松江城(まつえじょう)天守・・・曲線的かつ末広がり

松江城(まつえじょう)天守の火灯窓.jpg


■姫路城小天守・・・飾り金具を付けるとさらに派手
※(白鷺城はすでに改修工事が始まっている。しかし、2010年4月まで外観・大天守はそのまま、通常どおり見学できるそうです。早めに世界遺産を拝見してみては。)

姫路城小天守.JPG


■西本願寺書院対面所

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2009年11月12日

大丸窓

大丸窓(おおまるまど)
吉野窓とも言われる。
約直径1メートル以上の円形窓。

下記の茶室などに見られる窓である。

どれも、季節に応じて顔を変え美しい。
歴史好きな人でなくとも見ごたえたっぷりな名所である。

■世界遺産の醍醐寺三宝院松月亭。
■當麻寺(当麻寺、たいまでら)中之坊。

■高台寺(こうだいじ)遺芳庵 。
方丈・書院の背後にある田舎屋風の茶室で、近世初期の茶人・灰屋紹益が夫人の吉野太夫をしのんで建てたものという。一畳台目の小規模な茶席で、炉は逆勝手向切りとする。

高台寺遺芳庵吉野窓2.JPG


高台寺遺芳庵吉野窓1.JPG


言葉にならない美しさです。

※吉野太夫という人物像は明確な詳細はわかりません。
しかし、多大な影響を与えた人である事には間違いはないようです。

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2009年11月11日

色紙窓

色紙窓(しきしまど)

織部が考案とされている窓の組み合わせ。

二つの窓を上下にずらして配置したもの。色紙を散らしてはりつけたのに似ているところからいう。

色紙窓しきしまどの茶室.JPG


ずらした窓のパターンは、上下ともに下地窓。
もしくは、上が連子窓、下が下地窓とがある。

何故、ずらさなければならないのか?
(古織伝)にある、「数寄屋之窓多く明る心得之事、何れも明り取るべきとの事也、色紙窓明りの為ばかりに非す、座敷の景に成る故也」
ここから、考えの根源があるのかも。



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2009年11月10日

織部窓

織部窓(おりべまど)

墨蹟窓=床窓=花明窓(はなあかりなど)=掛け物窓など総称は織部窓。

床の間の脇壁に開けられた下地窓。

古田織部が考案とされる。

古田織部窓.JPG


茶室の窓は、室内の採光のみならず壁面の意匠も兼ね備えている。

最初は、茶道の座敷は北向きという日本人の心得があったようです。

窓の外には、小障子(こそうじ又はこしょうじ)を掛けるのが一般的。

この辺りが、和という物の奥底が見え隠れしている。

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2009年11月09日

大下地窓

大下地窓(おおしたじまど)

下地窓とほとんど同じですが、触れておきます。

特徴は一面に一箇所付けられ、高さと幅が三尺(約90cm)以上のものを指す。

下記の茶室で使われている。

咄々斎(とつとつさい)裏千家
賞花亭(しょうかてい) 桂離宮

賞花亭(しょうかてい) 桂離宮大下地窓.jpg

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